冠婚葬祭マナーの常識

結婚式や葬儀における服装や挨拶その他マナーの常識から費用の相場まで、葬祭一級ディレクターが書いています。

Name:Mitsuko

2006-09-26

喪主挨拶 -葬儀挨拶-

葬儀式の中で喪主(あるいは親族代表)の挨拶は参列者の方が一番耳を傾ける場面であると言えます。簡潔な中にも感謝の気持ちを込めて、喪主あるいは遺族の一員が代表し、自身の言葉で述べるのが望ましいでしょう。

時々、司会者が涙を誘うようなこてこての代行挨拶をする場合もあるようですが、消して望ましいことではないですよね。

よく挨拶文例などで様々な例がありますが、かなり堅苦しい言葉になっているものばかりです。もちろん文例を基にしてなるべく自身の言葉に代えて挨拶する方が、参列者に素直に気持ちが伝わります。スムーズに挨拶する為にも、メモにして見ながら挨拶することは決して失礼なことではありません。

[基本文例・構成]  

・参列者へのお礼   
『本日、皆様方にはお忙しい中、故人○○の為にご参列を頂きまして誠ににありがとうございます。故人が生前賜りましたご厚情に対し厚く御礼申し上げます。』

・故人は家族にとってどういう人であったか
『故人は生前、仕事一筋で我々家族の為に一生懸命働いてくれた、本当に頼りになる人でした。定年後は趣味の釣りをしたり、旅行をしたりとお友達や近所の皆様にも仲良くして頂き、最後は楽しい人生だったと思います。』

・最後の様子はどうであったか
『○月○日に病に倒れて以来、病院生活がしばらく続きましたが、最後は苦しむことなく眠るように息をひきとりました。』

・これからの生き方の決意
『これから先、残されました遺族に対しましても、故人生前と変わりなきご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。簡単ではございますが、一言ご挨拶申し上げ御礼に代えさせて頂きます。本日は誠にありがとうございました。』

以上、基本構成を参考に故人に対する思いと参列者への感謝の気持ちを簡潔に述べましょう。